環境への取組み 環境性能に優れた不動産への投資

グリーン認証取得への考え方

本投資法人は環境性能に優れた不動産への投資とその運用に取り組んでおり、保有物件の環境性能を評価するグリーン認証を積極的に取得しています。これらの認証取得を通じて、保有物件における環境性能を客観的に把握するとともに、改善を図るための参考としています。

なお、本投資法人はグリーン認証の取得割合についての目標(KPI)を設定しています。

グリーン認証
KPI:グリーン認証取得割合 70%以上を維持

取得実績(2024年4月10日現在)

80.6
(延床面積ベース)

(注1)複数の用途を含む物件において、特定の用途のみ認証を取得している場合、原則として当該物件全体の延床面積によりグリーン認証取得割合を計算しています。

(注2)同一物件で複数の認証を取得している場合、一物件として計算しています。

グリーン認証取得状況

(2024年4月10日現在)

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DBJ Green Building認証 35件 CASBEE不動産評価認証 62件
ロゴ
★★★★★ 1件
ロゴ
Sランク 12件
★★★★ 17件
★★★ 16件 Aランク 49件
★★ 1件 B+ランク 1件

ランク別の詳細な物件名はこちら

グリーン認証の概要

DBJ Green Building認証

DBJ Green Building認証は、環境・社会への配慮がなされた不動産(”Green Building”)を支援するために、2011年4月に株式会社日本政策投資銀行(DBJ)が創設した認証制度です。本認証では対象物件の環境性能に加え、防災やコミュニティへの配慮等を含む様々なステークホルダーへの対応を含めた総合的な評価が行われ、1 Starから5 Starsの5段階評価で認証が付与されます。なお、2017年8月より、認証は一般財団法人日本不動産研究所(JREI)で行い、DBJは制度全体を総括しています。

DBJ Green Building認証制度の詳細についてはこちら

CASBEE不動産評価認証

CASBEE(建築環境総合性能評価システム)は、省エネルギーや環境負荷の少ない資機材の使用といった環境配慮はもとより、室内の快適性や景観への配慮なども含めた建物の品質を総合的に評価するシステムです。CASBEE不動産評価は、建物の環境評価の結果を不動産評価に活用することを目的として開発されたもので、「1.エネルギー/温暖化ガス」、「2.水」、「3.資源利用/安全」、「4.生物多様性/敷地」および「5.屋内環境」という5分類の評価項目で点数化され、それにより、「Sランク」、「Aランク」、「B+ランク」、「Bランク」の格付が付与されます。

CASBEE不動産評価認証の詳細についてはこちら

スポンサーの取組み

積水ハウスのZEH・ZEBへの取組み

積水ハウスでは、戸建住宅のZEH推進に加えて、賃貸住宅及び分譲マンション等全ての集合住宅においてもZEHの普及に取り組んでいます。
賃貸住宅ブランド「シャーメゾン」においては、当ブランドのZEHである「シャーメゾンZEH」の普及を推進しています。集合住宅のZEHには共用部まで含めた住棟全体でゼロエネルギーを目指すZEH-M(ゼッチ・マンション)と、住戸単位でゼロエネルギーを目指すZEHの2種類がありますが、まずはZEHの快適性や光熱費削減等、入居者の方々がメリットを享受できる住戸単位でZEHを推進し、できるだけ多くの住戸をZEHとすることで、結果的にZEH-Mの基準も満たす賃貸住宅の普及に取り組んでいます。また、分譲マンション「グランドメゾン」においても、住戸単位でのZEH化を推進しています。
その他、非住宅建築分野においてもZEBの推進を図っており、住宅事業で培ったZEH設計のノウハウ・技術を活用し、高い断熱性能をベースにZEBを実現しています。本投資法人は、積水ハウスが開発したZEH・ZEB物件へ積極的に投資することで、脱炭素化に貢献していく方針です。